3歳の娘に聞かれて調べました

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いろは不動産の能野です。

もうすぐ4歳になる娘に「いろは」って何っ!?と聞かれました。

いにしえの「あいうえお」。

ひらがな47音を重複せずに使用した言葉遊びで、

「基礎」や「はじめ」という意味があるんだよって教えました。

がッ!・・・

いつもの「〇〇って何?」「〇〇って何?」

という質問攻めに耐えれそうになかったので調べてみました。


いろは歌の全文はこちら

「いろはにほへと ちりぬるを」
→「色は匂へど 散りぬるを」

「香り豊かで色鮮やかに咲き誇る花も、いずれは散ってしまう」という意味で、
「諸行無常」を表していると言われています。



「わかよたれそ つねならむ」
→「我が世誰ぞ 常ならむ」

「この世に生きる誰しもが、いつまでも生き続けられるものではない」という意味で、
「是生滅法」を表しいていると言われています。



「うゐのおくやま けふこえて」
→「有為の奥山 今日越えて」

「無常で有為転変の迷い、その奥山を今乗り越えていく」という意味で、
「生滅滅己」を表していると言われています。



「あさきゆめみし ゑひもせす」
→「浅き夢見じ 酔ひもせず」

「悟りの世界に至れば儚い夢を見ることなく、仮想の世界に酔うこともない安らかな心境である」という意味で、
「寂滅為楽」を表していると言われています。

「諸行無常 是生滅法」「生滅滅已 寂滅為楽」の悟りの歌の教えを見事に47音で表現しています。

なんとか、すべて言えたのですが深く意味まで調べてなかったなと思い
あらためて、調べると奥が深い歌でした。

いろはの歴史

作者は不明ですが、万葉集の詠歌であやる柿本人麻呂源高明空海など蒼々たる人物が挙げられてます。

また、11世紀には「ひらがな」を学ぶためのツールとして利用されていました。


現代でも利用される「いろは歌」

1から順に「いろはにほへと」といういろは順で数える際などに用いられることもあるのが、

いろは歌のすごいところですよね。

現代でも普通に使っている人がいます。

また「いろはを教える」など、

現代では「ノウハウ」や「基礎」の他にも物事の「始まり」の意味でも使われていることがありますね。


ここまで予習しておけば、また娘に聞かれたときに完璧に答えられそうです!笑

教える側が一番成長すると言いますが、子育てを通して日々学び理解して伝える力が養われています。

娘の質問攻撃にも感謝です。

さて、強引に「いろは歌」についてのまとめですが、

すべての音を重複なしで最大限の意味を含める「いろは歌
いろは不動産」も「いろは歌」に倣い、

不動産を通してすべての関わる方々に幸せになっていただく活動を行って参ります。