おはようございます。
【信念は曲げません!】
我家には『書籍(本)は無制限に購入する』というルールがあります。
子供にもおもちゃは殆ど買いませんが本だったら、「お父さんがすべて買ってあげる」と公言しているのですが、
そのせいで毎週のように『ほぼ付録メイン!の本』買わされている【いろは不動産】能野です。
なかなか賢くやられっちゃっています。
#信念曲げたい
さて、本日は【カビないすまいの選び方】についてです。
ジメジメした梅雨に突入しました。
家の中には360種類ものカビが生息しています。
カビが原因でアレルギー症状が出たり、最悪の場合には死に至ることもあります。
(実際に年間に1000人程度がカビが原因で死亡していそうです)
いろは不動産でも、多くの方からお悩みを耳にします。
ジメジメ・・・
蒸し蒸し・・・
した日が続き、
雨で洗濯物も外に干せずに室内干しに・・・お部屋の湿度はより上がっていきます。
湿気はカビの大好物、ますます繁殖していきます。
カビが繁殖してしまう原因は、住まいそのものの性能に原因があるものと、住まい方が原因しているものがあります。
そこで、カビの注意点について解説します。
今のご自宅でお悩みの方も
これから建売住宅を購入予定の方、
新築一戸建てを建築予定の方も、
ぜひ参考になさってみてください。
目次
1 かびを発生させない住まい方①
2 かびを発生させない住まい方②
3 カビやすい?購入前のチェック①
4 カビやすい?購入前にチェック②
5 カビやすい?購入前にチェック③
●カビを発生させない住まい方①
【24時間換気を上手に使う】
カビといえば重要なのが、まず「換気」。
カビは空気が滞留しているところに発生するので、なるべく室内の空気を動かしてあげることが重要です。
暑い、寒い、花粉が入る、埃が入る・・・
いろいろな理由で24時間換気を止めてしまっている方もいらっしゃいますが、
基本は24時間つけっぱなしにしてください。
よく「換気は窓を開けるのが一番!」という方がいらっしゃいますが、
湿度の高い時期は外から湿気が入り込んでしまい、湿気やカビのことを考えれば逆効果です。
外気の方が湿度が高いこともありますので、
「天気が良ければ開ける、雨が降ったら閉める」が理想です。
湿度の高い日は窓を閉めて除湿器を使うがオススメです。
我家ではこれを使っています。
アイリスオーヤマ
衣類乾燥除湿機 タイマー付 除湿量 6.5L コンプレッサー方式 DCE-6515
●カビを発生させない住まい方②
【こまめな掃除&掃除しやすいものを選ぶ】
浴室のカビ空気の滞留とともにカビ繁殖の原因になるのが、埃(ほこり)。
埃はカビにとってはうれしい栄養。放置しておくとますますカビが繁殖してしまいます。
埃が溜まりやすいところは、こまめに掃除することが重要です。
また、水回りは、食べ物や皮脂、石鹸かすなど栄養になるものがたくさんあります。
新築時やリフォーム時、ユニットバスの仕様を選ぶこともあるでしょう。
デザイン性も大切ですが、清掃しやすい形を選ぶことも大切です。
●カビやすい?購入前のチェック①
【床下が水浸し?】
床下で設備漏水、水浸し、戸建てでも床下にカビがびっしり、というケースがあります。
床下がカビているときにまず疑うべきは「設備の漏水」です。
床下の配管でどこかから漏水している可能性があるのです。
他にも、基礎工事の際に、耐圧盤と呼ばれる下部分と立ち上がりの部分を2回に分けて打つので、
このつなぎ目部分や、型枠を固定する金物の下から雨水が浸入してしまっているケースも。
特に、都心部に多い木造三階建ては高さ制限のために、基礎を低くする傾向がありますので、
そのつなぎ目が地盤面より低く設定されている場合、そこから雨水や地下水がじわじわ入ってしまうこともあります。
床下は普段の生活では目にするとことではないので、カビや湿気にもなかなか気がつかないかもしれません。
ですが、建物の構造部分である木部を腐食させたり、
シロアリを誘引するなど、過度な湿気は建物の耐久性に影響する可能性もあります。
床下で発覚するカビは設備漏水など、ただのカビで終わらせられない大きなトラブルの予兆と考えましょう。
●カビやすい?購入前にチェック②
【北側のサッシ廻り】
結露からのカビ中古住宅でもクロスがキレイに張り替えられ、新築のように見える物件もあります。
ですが、そんな新築のような内装でも、よくよく見ると気がつくのがサッシ廻りのカビ。
北側の居室は特にカビやすく、パッキン部分が黒くなってしまっていたり、木枠の部分に水染みになっていたり、サッシ廻りにカビが生えてしまっていることがあります。
ホームインスペクター(住宅診断士)が中古住宅のインスペクションに伺う際もここはチェックポイント。
北側のサッシ廻りで発生しているカビは、「結露」が原因です。
いわゆる断熱性が低い、と言われるガラスやサッシの場合、空気中の湿度が外部の冷たい温度を伝えてきたサッシやガラスで冷やされて、結露を起こしてしまうのです。
特にサッシは掃除がしにくいこともあり、特に埃がたまりがち。
結露の水分がその埃に付着することでパッキンなどに溜まってしまい、「湿度」と「栄養」がそろった状態で、カビが発生しやすくなってしまうのです。
北側の居室のサッシ廻りのカビを見つけたら、建物の断熱性能はどれほどか?についても調べてられるといいでしょう。
●カビやすい?購入前にチェック③
【ウォークインクロゼットや押し入れの中】
収納をカビさせないクローゼットや押し入れなどの収納は湿気もこもりがちですので、ここでもカビ対策は重要です。
特に、北側の壁面に収納があったら要注意です。
じめじめしてカビが発生しやすくなります。
カビさせないための収納の工夫として、「収納内に空気の通り道」を作ってあげること。
押し入れの中段と奥の壁の隙間に数センチ隙間を設けておくのです。
これだけで、収納内部に空気の通り道が確保でき、クローゼット・押し入れ内の換気はだいぶよくなります。
同様に、スノコを下に敷いて、下に空気の通り道を作ってあげることも有効です。
更に収納の中の壁に、調湿性の高い仕上げ材にするとより効果的でしょう。
いかがでしたでしょうか?
住宅を購入する際、どうしても間取りやデザインなど見た目にばかり目がいってしまうと思います。
ですが、換気計画や断熱性などの住まいの性能までチェックできるといいですね。
また、カビが見つかったらすぐに解決できるものが原因のカビなのか、
原因に大きな問題が隠れていないか(設備の漏水や雨漏りなど)も確認しましょう。
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