いろは不動産能野(のうの)です。
本ブログでは、皆様に「良い情報を発信できるように」という思いで先日開設させていただきました。
不動産にまつわる最新情報から広島エリア情報をどんどん更新してまいります。
本日は、読書が趣味である私がおすすめの書籍をご紹介させていただきます。
さっそく不動産と関係のない内容で恐縮ですが・・・。
まずは本の紹介の前に私のプロフィールを簡単にご説明させていただきます。
私(能野)は山口県生まれの福岡県育ち、
愛媛県の大学で法律を学びながらテレビ局で修行し、
広島県で就職をして約8年。
不動産とマーケティングを本職とし経験を積んで参りました。
現在は2児の親として育児のスキマ時間で趣味の読書を楽しんでいます。
そんな私が本日ご紹介するのは「7つの習慣」です。
言わずと知れた『キングオブ自己啓発本』です‼多くの方が読まれているかもしれませんが、
新入学・新入社シーズンだからこそお勧めしたい本なのです。
というのも、私が新入社員に伝えたいことが凝縮されているからです。
この本には「成功するための習慣」が書かれています。
習慣!?そんなことよりも、すぐに成功する方法やスキルを教えて‼
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、急がば回れです。
良い習慣を身に付けて、成功しましょう。
ここでの成功とは、すばらしい人格を形成することとされています。
よくある、お金持ちになるための方法やスグに効果が出る魔法の方法などではなく、
バランス良く成長することが大切だと『7つの習慣』には書かれています。
ですので、タイトルも『今すぐ』ではなく『習慣』とされているのでしょう。
それでは、どのような習慣を身に付ければ良いのか、私なりの考察も踏まえて説明してまいります。
タイトルからご察しいただける通り『7つの良い習慣』を身に付け『すばらしい人格』になることがこの本の目的です。
ではその7つとはどのような習慣でしょうか?
あなたなら、子供や後輩にどのような習慣を薦めますか??
スティーブン・R・コヴィー博士が唱える『7つの習慣』とは、
第一構成【自分が成長しろ】
①
主体的であれ
②
終わりを思い描け
③
最優先事項を優先しろ
第二構成【みんで成功しろ】
④
Win-Winを考えろ
⑤
相手を理解しろ
⑥
シナジーを創れ
第三構成【それを繰り返せ】
⑦ 刃を研げ
第一構成では自己成長の方法を書いています。
要約:自ら考え動き、ゴール(目標)を明確化して論理的に行動しようということです。
第二構成ではチーム力の方法を書いています。
要約:互いに良くなる行動を取る!そのためには相手を知ることが大切だ。チームとは支え合い妥協することではなく、互いの力を引き出しシナジーが生まれる環境をつくろうということです。
第三構成では継続・スキルの方法を書いています。
要約:第一第二構成で築いた力を生かす方法が書かれています。
一般的な自己啓発本は⑦のスキル磨きがメインとなっているものが多いですが、本書では①~⑥までの習慣が身についた人でなければ、どんなに技術を身に付けても意味がないということを言いたいのだと感じました。
習慣1:主体的であれ
『誰かの指示がないと行動できない』こんな人は成長できないと書かれています。
大学生の頃にこの「7つの習慣」に出会った時は、
いやいや、私は誰の指示がなくても行動できるよ・・・って感じました。
ただ実際考えてみると、周りに流され大学に行き、大学では教授の指示に従いレポートを書き、居酒屋のバイトでは店長や先輩に言われた仕事をこなしていました。
あれあれ。
本当に自分の頭で考えて主体的に行動しているのか。
正直かなり不安になったことを今でも覚えています。
それから、主体的にものを考えることを意識し行動に移しました。
学問:本当に学びたいことを探求し自ら学ぶ
バイト:居酒屋のバイトをやめて、愛媛の南海放送というテレビ局で所謂ADとして放送業界のいろはを学びました。
あの頃の変化が今の自分を創っていると感じます。
習慣2:終わりを思い描け
羅針盤がなければ航海できないように、
人生の目標がなければ、努力を続けることは難しいですよね。
弊社いろは不動産は『不動産活動を通じて想いや夢を叶える』を合言葉に仕事に取り組んでいます。きれいごとではなく、売主様も買主様も関連業者様も弊社も良い仕事をすることで、全員が幸せになる方法を日々模索しています。
皆様もご自身の【人生のキャッチコピー】ミッション・ステートメントを考えてみてください。
習慣3:最優先事項を優先しろ
ゴールは決まった!
毎日努力している!
素晴らしいですね。ただし本当にその努力はゴールに近づいていますか?
×【努力=目標に近づく】
〇【正しい努力=目標に近づく】
人間は頑張っていると結果がでなくても満足する生き物です。
頑張ることはすばらしいことですが、目的は努力ではなく結果ですよね。
我々の仕事で例えると、お客様のために努力することは(あたりまえ)。
お客様にベストなソリューションをご提案し結果的に喜んでもらう事が成果です。
習慣4:Win-Winを考えろ
私たちは無意識の中に常に「勝者と敗者」がいると考えがちですが、
そうとは限りません。
学生であれば、切磋琢磨し共に成長するとか。
社会人であれば、お客様にも喜んでいただき利益も上がる。
【近江商人と三方よし】も有名ですが、そのような関係創りを意識して習慣化することが大切です。
なぜなら、一方だけが得をする関係は長続きしないからです。
習慣5:相手を理解しろ
習慣5では、「相手を理解する」習慣を養えと書かれています。
まず理解に徹し、そして理解される
相手の悩みを核心まで聞くことが大切とされています。
私自身も部下や後輩からの意見をロクに聞かずに良かれと思いアドバイスしてしまうことがあり、耳が痛い項目です。
すぐに理解した気になり進めるのではなく、徹底的に相手の理解に徹するように努めます!
習慣6:シナジーを創り出す
シナジーとは、相乗効果です。
つまり、組織やチームの力を
10+10=20ではなく10×10=100の様に掛け合わせることで良い効果を生み出そうということです。
習慣7:刃を研げ
スティーブン・R・コヴィー博士は「すばらしい人格」となるためには1~6の習慣を磨き続けるしかないと言っています。
1~6の習慣をしっかりと実行することができれば成功することはできるでしょう。
ただし、その成功は一度きりのものとなってしまう可能性が高いです。
真の成功者とは継続にあるのです!
はじめて読んだとき私はガッカリしました。
なぜなら、サクッと成功できる方法が書かれていると思っていたからです。
習慣7まではコツコツと積み上げる内容でしたので、【刃を研く】とは【具体的なスキル】のことだと思い頑張り読み進めていたからです。
なんか、王道の少年漫画のような流れですね。
ドラゴンボール・ワンピース・ナルト・鬼滅の刃・キングダムに共通するように、個性的な主人公が、夢を目指して修行し、仲間を増やして強敵があらわれる度に強くなる!
【第一構成】夢を目指して修行しまくる
【第二構成】仲間を増やして協力したり、時には合体したり
【第三構成】どんなに強くなっても、また強敵が現れ【第一・第二構成】を繰り返す
実は7つの習慣に書かれていることは、誰しもが気づいているが難しいことなのかなと感じました。
私も自分自身の人生の主人公として、すべきことをコツコツ積み上げていきたいです。
今回は簡易的に解説しました。
ご興味のある方はぜひ、一度読んでみてください。
★次回の書籍紹介は『バビロン大富豪の教え』を紹介いたします。
バビロン大富豪の教え第5項目は『良き所に住め』とあります。
不動産を担う私としては、いかにお客様にとって良い場所・不動産をご提供できるかを学ぶ上でも非常に参考となる書籍です。タイトルからは『お金の本』というイメージを持たれる方も多いでしょうが、実は哲学の本だと私は理解してます。
次回はより「楽しく」「わかりやすく」要約できるように勉強してきます。
ではまた。