家を買う前に読んで欲しい書籍です

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いろは不動産の能野(のうの)です。

久しぶりのおすすめ書籍紹介です。

本日ご紹介する書籍は「災害に強い住宅選び」です。

著者は日本インスペクション協会会長も務める長嶋修氏。
私は長嶋氏のYouTube解説を半年以上毎日見るほどの尊敬する人物です。


ご興味のある方は一度覗いてみてください。
不動産や政治・経済・金融・ビジネスなどを多角的に俯瞰して解説してくれます。

すごくオススメです♪

そんな長嶋氏の最新刊です。


日本の災害と言えば以前は地震や津波というイメージが強いですが、近年はゲリラ的な
豪雨による土砂災害や大規模な水害、低地の内水氾濫が毎年のように起きています。


しかも、日本全国で。

昔から危険だとされていたたエリアだけでなく、

そんなとこでも!?

と予想外の場所での災害に驚かれた方も多いのではないでしょうか?


そうえいば、もともと海や川だった埋め立て地にある住宅では、液状化のリスクもテレビで報道され始めましたよね。


これまでは家を買うとき、「立地と価格」くらいしか考えてなかった方も

これからは「この不動産の安全性やリスクは?」という視点もとても大事ですよね。


そんなとき、土壌や地形に関する専門知識がない一般の方にもわかりやすく

「どんなリスクがあるのか?」「家をどうやっうて調べれば良いのか?」を詳しく説明してくれる本です。


目次を見るとわかりますが、具体的事例を振り返りながら、
第一章で「不動産の災害リスクは自己責任」だと断言しています。

プロローグ 露呈した都市の脆弱性
第一章 不動産の災害リスクは自己責任である
第二章 土地の良し悪しをどう見分けるか
第三章 マンションは想定以上に風水害に弱い
第四章 こんな一戸建てに注意せよ
第五章 減災のための事前対策と事後対策

家を買って、災害にあって被害を受けたら自己責任。

弊社に関わった方々には、そんな思いをさせないように最善の注意を払い業務に取り組みます。

読み進むと、マンションのリスク、

そして東京によくある「半地下付き3階建て」戸建のリスクが

わかりやすく書かれています。

最近はリバーサイド・シーサイドと言った立地が人気ですが、

こういった立地にはそれなりのリスクがあることも、具体的に役立つ知識が満載です。

なにより!

私がこの本を進める理由は「わかりやすさ」です。

専門書とは思えないほど、理解しやすい本です。


また災害リスクは賃貸の方にも無縁ではありません。


ちょっと不謹慎ですが想像してください。

コロナの時期に、災害が発生し緊急避難をせざるを得ない不動産と自宅で過ごせる不動産を。
密集した避難場所ではクラスターなどの危険も増幅するのではないでしょうか。



1000円で買える本です。
少しでも不動産の購入を考えた人は読んでおいて欲しい書籍です。


もちろん、われわれは不動産会社として
最新の情報を集め・理解し最善の提案ができるように努めていますので、
書籍を読むのはメンドクサイな・・・・と感じるかたは私にご相談ください。