不動産売却の基礎講座⑤売却査定依頼

おはようございます。
ホームインスペクター(住宅診断士)資格取得を決めた【いろは不動産】の能野です。
聞きなれない資格な方も多いと思いますが、米国では取引全体の約80%の割合で住宅診断を行います。
日本ではまだまだ、普及していない制度ですが不動産会社が自主的に行動することで、
#安全な不動産取引 #安心な環境 が生まれます。常に学び続けお客様に還元できるように努めて参ります。



さて本日は、
不動産売却の基礎講座⑤売却査定依頼

前回の売却基礎講座では不動産の査定についてお話しました。
不動産売却の基礎講座④査定(詳しくはこちらをご覧ください)

ご所有の不動産を売却する意思が固まった段階で『媒介契約』を結びます。

媒介契約とは不動産会社に『不動産を売る』お手伝いをしてください!というサービス依頼(契約)です。

基本的には査定依頼をした会社の中から、媒介契約する会社を選ぶのが一般的です。

ですので、比較検討できるように複数社に査定依頼を出しておいてください。

※どの不動産会社に依頼しても『売却の価格』はご自身で決定できます。

下の図のように、3社に査定依頼をした場合、査定価格が以下だったとします。

・A社は3,100万円 
・B社は3,000万円 
・C社は2,900万円

最終的にC社が信用できると感じた場合には、
C社で3,100万円で販売依頼することも可能です。
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つまり査定依頼の目的は2つです。

①市場価格の把握
②売却を依頼する会社の選定(信用できる会社を選ぶ)

不動産を売却する際は、不動産会社に依頼することになります。
その会社がどのような販売活動をするかによって、

売却期間や売却価格に大きな差が生まれるため、

不動産会社選びは最も重要なポイントになってきます。


また適正な査定価格を割り出すために複数の不動産会社に査定依頼してください。

・もっと高く売れたかも?
・なんでこんなにうれないんだ?
・お願いした会社がいい加減すぎる!
・案内が少ない!

など後から後悔しないようにしましょう。


実際に査定を依頼する場合は、より正確に“いくらで売れるのか”
を知るためにも、複数の会社に依頼するようにしましょう。

お車の査定も各社違うのと同じように、査定の材料などは不動産会社によって少しずつ異なります。

不動産会社によって査定価格に多少のブレはあっても、極端な差がつくことはほとんどありません。

しかし、中には自分のところで依頼を受けたいために極端に高い条件を提案してくる会社もあります。

もし、1社だけ何百万円も高い査定価格を提示してくるところがあった場合は、

喜んでうのみにするのではなく、冷静な判断が必要です。

ちなみに、極端に高い査定価格を提示してくる不動産会社の中には、

媒介契約を取りたいがために無理をしていたりするケースがあります。

※実際に売れる価格と査定額に乖離があると大変なのはあなた(売主様)です。

相場より高すぎる場合はなかなか売れず物件の鮮度が落ちて売れ残りのイメージ

がついてしまう事もありますので、買取査定の金額でない場合はよく考えて判断してください。

価格以外に見極めるポイントは以下の2点です。

①戦略を持っているか!

どのように広告をして、どう売り抜くのか。
しっかりと説明できる方に依頼しましょう。
私は長年不動産のマーケティング広告の責任者をしていたので、【売る戦略】については徹底的に練り込みます。
こんな戦略でどうやって戦うのってプランは沢山見てきたのでご注意ください。


②担当の営業マンの雰囲気♪
最後は担当者との相性で決めることも大切です。
短くても数か月密に連絡を取り合い、売却活動を進めていくので担当者が信頼できるか見極めてください。



補足の補足ですが、昔は信頼できる1社におまかせが当たり前でした。今は危険です!


査定を依頼する場合3社程度の会社に依頼するようにしましょう。
複数社を選んで査定を依頼する場合の注意点は、同じ情報を提供すること。
例えば、売却物件に不具合があれば、そうした情報もできるだけ伝えるようにしよう。

また、他社にも査定依頼することを隠さず伝えることも大切です。

査定には、簡易査定と訪問査定の2種類がありますが、
より正確な売却査定をしてもらうなら訪問査定を依頼してみましょう。

たしかに複数社にさて依頼をすると労力がいりますが、大切な不動産売却ですのでここはひとつ頑張りましょう。
査定依頼をしたら、各社が査定額や根拠を記載した査定書を作成する。

その際には、できるだけ説明を受けるようにしたいですね。
複数社から説明を受ければ、知識も増えますし、なによりも各社の対応の違いなども把握できるので販売依頼の大きな判断材料になります。

買い替え計画に対して積極的な提案かどうか、
情報が見やすく整理されているかなどをチェックしてみるのもいいでしょう。

査定を依頼する不動産会社を選ぶための判断材料として、
ホームページを見たりチラシを見たりすることも参考になります。

特定地域での実績があるところもあれば、
マンションの販売に強い会社、一戸建てに強い会社など、不動産会社にも特徴があります。


すでに他社にて売却依頼をされている方も、
ぜひセカンドオピニオンとして当社をご活用ください。

囲い込みされているかされてないか、すぐにその場で判別してさしあげます。

不動産売却を依頼するのは、どんな不動産業者でもよいわけではありません。

不動産業者により開発や新築販売、管理、賃貸仲介、売買仲介など専門分野、得意分野が異なります。

不動産売却を得意とする不動産業者に依頼することが大切です。



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