マンションを買うなら管理を買え‼
「マンションを買うなら管理を買え」という格言があるように、マンション購入には管理状況が大切です。
管理が行き届かないマンションで朽ちてしまったマンションもあります。
そうなると雰囲気や住み心地がどんどん低下してしまいます。
それに吊られて売却され、投げ売り状態となり資産性も落ちてしまいますよね。
最終的には所有しているマンションが売ることもできない・・・
最悪のケースでは解体する費用も出せず、住むこともできず永遠と
管理費・修繕費・固定資産税だけを払い続けるという地獄が待っています。
少し大げさに言ってしまいましたが、本当に注意が必要です。
そこで本日は、基礎的な『修繕積立金』について解説します。
非常に簡単な基準があるので、中古マンションを購入する方は【必見】です。
【1㎡(平米)=200円/月】
と覚えてください。
マンションの適切な修繕は1㎡あたり月200円程度が適切ということです。
つまり75㎡のマンションだと月々15,000円程度が適切という事です。
知識のない中古マンション購入希望者は、修繕積立金が安ければ安いほど喜びます。
確かに、修繕積立金が安い方が月々のコストは下がるので購入し易いですよね。
しかし、どんなマンションでもメンテナンスは必ず必要です。
修繕積立金が安いという事は、
①メンテナンスが十分に行えない可能性がある
②途中から急に値上がりする可能性がある
③組合が借入(借金)をしてメンテナンスする可能性がある
いずれ上記のどれかに該当してしまいます。
どのパターンでも予算が足りていないのですから、
いずれそのマンション自体の価値も下落する可能性が高いと考えて方が良いです。
購入者視点から考えても、メンテナンスできないマンションや急に修繕積立金が値上がりするマンションの購入は控えたいですよね。
繰り返しになりますが、今回覚えていただきたいことはただ一つです。
【1㎡(平米)=200円/月】
これだけを覚えていただけるとマンションを探す際に役立ちます!
ただし、タワーマンションや世帯数が少ないマンションなどでは1㎡200円では足りない場合や
逆に管理がしっかり行えており、費用を抑えられるマンションもあるなど、あくまで一般的な適正相場だと考えていただければと思います。
不明な点がある方は、いろは不動産へご相談ください。